もう3日なの?
月初が土日というのは、忙しい時には損した気分だ。
その土日は何してたか? というと芝刈りしたり、本読んだり、図書館行ったり。
ま、それなりにのんびり過ごしてはいたのだが。
日曜日の朝のこと。
俺が目覚めて布団を起き出した時には、妻はまだ夢の中。
時折、雨足が強く窓ガラスを叩いていた。
テラスに干してあった妻の靴を雨を避けて取り込んだ。
新聞を読んでいると電話が鳴り出した。
寝ている妻を「そっとしておいてあげたい」という優しい夫(もちろん俺のこと)は、すばやく受話器を取った。
「もしもし?」
聞き慣れた女性の声だ。
「誰だっけ?」「職場の女性?」「飲み屋のママ?」「それとも・・・」
俺の頭の中に数人の女性の顔が浮かんできたが、どの顔も声と一致しなかった。
でも確かに聞き慣れた声だ。
少しの不安が頭をよぎり、電話に応答できない。
「失礼ですがどちら様ですか?」
訊ねるしかない。と思い声に出そうとした時。
「おはよ~! わたしよ~!」
な、なんと。
その声の主は。
聞き慣れている筈だ。
隣の部屋で寝ている妻じゃないか!
電話のベルで起こされては気の毒だと、俺が細心の注意を払った対象である妻が。
「悪いんだけど~。雨が結構強く降ってるから~。テラスに干してある私の靴入れといて~。」
だと。
隣の部屋から。
ケータイで。
我が家の固定電話に。
寝たまま。
そんな手があったのか。
同じ屋根の下で電話で会話するなんて思いもしなかった。
なにより。
これで俺が靴を取り入れたら。
俺って妻にケータイで操られるリモコンロボットじゃないか?
良かった!
操られる前に取り入れといて。(違)
1. 無題
私も調子が悪くて自室で寝てるとき、<br />
リビングにいる息子に携帯かけたことあります。<br />
「同じ家にいるんだから、電話使うのやめようよ」と言われました。(;・∀・)</p>